31日目「総合力」高石 直美

公演初日まであと2週間。

この頃になると、
段々と芝居の稽古以外にも
やらなきゃならないことに追われてきます。


小道具作り、衣装探し、チケットの売上管理…
舞台制作における役者の仕事は、芝居だけではないのです。

今回まんまと芝居のネタにもされてしまった位、
不器用な私が、それらの作業の中でも一番の苦手とするものが、
縫い物…

ジィ~っと座ったまんまで、
細かい作業をひたすらチマチマとやり続けるあの感じが、
苦痛でたまりません…!

そんなこんなで苦戦する私を、毎回助けてくれるのが、『女の鑑』水谷さん。
私がやるとかかる時間の半分もかけずに、あっという間に仕上げてしまう。

結局毎回、その手際の良さと優しさに甘えてしまう結果に…
役者って、いろんな意味で『総合力』が必要な仕事なんだと痛感します。
逆を言うと、日々の生活の全てが、芝居に繋がっている。

そう考えると、毎日の生活の全てが、大切で、意味のあることに感じられる。
お芝居をするということは、日々の生活を愛すること。
人生を愛すること。

…ということで、苦手な縫い物さえ、愛の力で乗り越えられる…はずっ!


マジテ位なら付けられるよね?
なおちゃん!