1日目「自由な世界」水谷純子

愚鈍起承転浪漫譚(ぐどんきしょうてんろまんたん)
稽古が始まりました。

変わった題名に、変わったチラシで、
お客様もどんな作品になるのか皆目見当がつかないようで。

演出家からのヒントは、
『愚鈍な、結末の無い、浪漫の、話?』
ちなみにあちらの発音は、
Don Quijote de la Mancha(ドン、キショーテ、デ、ラ、マンチャ)だそうです。

ふぅぅ~ん。
もちろん。
私たちも、まだまだ想像すらできません。

ドン・キホーテ。
その人こそ、想像を絶する想像力の持ち主だったのですから、
そんな作品に立ち向かおうなんて。無謀。
私たちこそ風車に突進して玉砕するドン・キホーテそのものです。

あまりのばかばかしさに、周囲は驚き怪しみあきれはて。
それでも、
ドン・キホーテ自身は立派に戦ったと鼻息荒く、
自ら作り出す次の試練へと向かっていくのです。

「自由」だな~。
やっぱり、
お芝居って「自由」だな~。

これからの稽古がわくわくします。

※写真
まだ、何も無い空の稽古場。
これからここで、愚鈍起承転浪漫譚が生まれます。