Vol/13「サボタージュ」(久次米 健太郎)

kujimeさぁ、1ヵ月を切って、そろそろ焦らなければいけないのか?
演出者の久次米です。

本日は稽古お休みです。
決してサボタージュではありません。
全員の休養日です。

作品が面白すぎて、日々イメージが湯水のように湧いてきます。
勝手なことを言いまくるのが演出者、
実現するのが俳優陣、とうい構図。
決してサボタージュではありません。
そう、役割分担というものです。

稽古場でその妄想的で盲目的な
漠としたアイデアを役者のみんなに投げかけると、
ほとんどかなえてくれるのです。
私の発案をはるかに超えた表現を見いだしてくれます。
決してサボタージュではありません。
今回の役者陣の馬力が凄いだけです。

だから、アイデアが捨てきれない。
あれもこれも取り入れたくなる。

毎度のことだが、
芝居作りは「塑造」し「彫像」する繰り返しである。
アイデアを出しあって創り込み、
覚悟を決めて削りまくる。

勿体ぶらず出し切って。
勿体ぶらず切り捨てる。
教訓です。

ゆえに、やっぱり焦るのをやめます。
決してサボタージュではありません。
なぜならば、この稽古を最後まで堪能したいからです。
稽古場が稽古場として機能しているからです。
そんな状況こそが遊び(PLAY)だと信じてやまないからです。

決してサボタージュではありません。

久次米 健太郎