JIKEN(事件)-1

jiken_leaflet
シンクロナイズ・プロデュース
第2回公演

『JIKEN(事件)-1』

構成:下島弘巳
演出:箱井雅幸

▼出演者
下島弘巳
水谷純子
雑賀克郎
坂 尚恵
井上加奈子
辻本香里
箱井雅幸
鞭馬寛明[イジョリーズ]
鈴木隆志[イジョリーズ]

▼東京公演会場 シンクロナイズ・スタジオ

▼日時 1997年11月
22日(土) 19:00
23日(日) 18:00

▼大阪公演会場 森ノ宮プラネットホール

▼日時 1997年12月
3日(水) 19:00
4日(木) 19:00

【あらすじ】

阪神大震災、オウム事件、重油流出事故、幼女誘拐、
神戸小学生殺害事件、通り魔、暴力団抗争…、
悲しい出来事が連日のようにマスコミを賑わしています。
心痛めておられる方も多いでしょう。
けど、本来、そういう事件と私たちとは
なんの関わりもないはずなのです。
当事者ではないのですから、気にしなきゃいいのです。
何が起ころうと、決められたマニュアル通りに言葉を発し、
時間通りに行動する。それでいいはずなのです。
でも、あなたの生活において、もし、
そのシチュエーションが裏切られたとしたら…。

舞台はどこにでもありそうな郊外の町です。
コンビニがあり、ファミレスがあり、
ファーストフード店があります。
その町角で「事件」は起こります。
「見知らぬ人に声をかけられた」、「落し物をした」。
そして、時としてそれは強盗や交通事故といった、
当事者の命にもかかわるような大事件でもあります。
ひょっとすると、それは「郵便受けの中にヘビがいた」、
「車のタイヤがいきなり4つともパンクした」
などということかもしれません。
「事件」に巻き込まれた人物はもがき苦しみ、
痛みを必死に表現して、助けや同情を求めます。

でも、傍観者は逆に懸命に
その事件に関わるまいと逃げ回ります。
事件に巻き込まれると、
自分も苦痛を感じなければいけないからです。

ストーリーはこの些細な事件にでくわした
当時者と傍観者の葛藤からスタートします。
町中で起こった「事件」の数々をオムニバス形式でつづり、
両者の一種壮絶なコミュニケーションを描きます。
事件の当事者は次々に変わり、
傍観者とていつまでも無事には済まされません。

葛藤の表現をよりリアルにするため、
今回は『即興』を重視した芝居作りを行います。
狂言回し、というより事件の引き起こし役としては、
人気急上昇中のお笑いコンビ・イジョリーズを迎え、
様々な人間模様をおもしろおかしく描いてゆきます。
そう、絶対に巻き込まれることのない人(お客様)にとって、
「事件」は喜劇です。

【STAFF】

企画|久次米健太郎
舞台監督|青柳和博
照明|芦辺 靖
制作|土屋武之・想像舎