世田谷区民演劇「三人姉妹」稽古無限!

限界は無い。そう思いました。

世田谷区民上演グループAの稽古場での稽古は終了。
あとは劇場入りとなります。

無謀なことを無謀でなくす。
限界だと思うことを無限にする。
成り立たないことを成り立たせる。

どんなお芝居にかかわっても、いつもそう思って挑みます。

チェーホフ、三人姉妹、無謀ですね。
稽古時間、限界ですね。
集まった参加者、成り立ちませんね。

だからこそ面白い。やりがいがある。おざなりでは意味がない。

本気になる。稽古場ではいつも心がけます。

作品と真正面から向き合う。
役を愛してやまない。
相手を信じる。
自分のハードルを決めない。
出たとこ勝負。
感じる。
力尽きない。
涙が出るくらいに笑う。
真剣に怒る。
誤解を恐れない。
心底悩む。

こうでないと、作品は創れない。人は動かない。人を感動させられない。

今回の出演者で異才を放つ、大御所三人。
このお三人。ともかくセリフ覚えが悪い。
セリフを変える、増やす、飛ばす。

だけど、この三人がいないとこの作品は成立しない。

私の年齢のダブルスコア、クラさんこと西倉さんの素敵な笑顔。
生きることの大切さを存在で教えてくれる。

茶目っ気たっぷりのコバさんこと小林さんは楽しむことを決して忘れない。
新しいことにいつでも挑戦する姿は逸品。

マイペースなナイカクこと井内さんの誰にも真似できないコミカルな動き。
明るい声は、根が優しく自由である証明。

皆、持ち味が違う。同じ人間などいない。
お芝居(集団)はその中で共存共生する。
16才から80才の面々は家族構成も、風貌も、体力も、持ち味も違う。
「柳は緑、花は紅(柳緑花紅)」まさに、それです。

世田谷区民演劇が、地域の祭典あることを前提にしても、
私は作品に本気で向き合いたい。
だからこそ、それぞれの参加者とも本気で向き合いたい。

本気で向き合うということは、
相手を想う気持ち。に尽きる。
出来ていないかもしれないが、やろうと努力すること。
それが、作品ににじみ出て、観客に伝わるんだ。
「ことばではあらわせないなにか」
がお芝居の本質だから。

稽古場最後の稽古。
締めくくりとして。