Vol.6 ありがとう!

3年ぶり…
すっかりなまりまくったこの身体、
果たして使いものになるのか…
っていうか、お芝居ってどうやるんでしたっけか⁇
不安だらけの稽古初日、
声は出ないわ、身体はガッチガチだわ、思っていた以上の劣化具合に、私はすっかり怖気付いた。

稽古終了後、
「やっぱやめときます!」
今言ったらどうなるかな…
本気でシミュレーションしてみた。
ムリだった…。
もう逃げられない。
やるしかない。

運命とは不思議なもので。
私がこの場所に初めて訪れてから、もう9年。
その間、震災も含め、本当に色々なことがあった。
離れて行こうとするたびにいつも、 私を芝居の世界に引き戻し、自由に演じる場を与え続けてきてくれた。
私が今までお芝居と繋がって来れたのは、強い意志や情熱のためなんかじゃない。
シンクロの存在があったからだった。
シンクロとの出会いは、私の人生を信じられないくらい豊かに変えてくれた。

みんな旧知の仲。
もはや恥ずかしいことなんて何もない。
みんなの前なら、安心して思いきり恥をさらせる。
私にとってそんな場所は、今も昔もここだけです。

今回は私にとって、
きっとみんなにとっても…
『シンクロ、今まで本当にありがとう!』の回になる。


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今回唯一初共演の、新婚ホヤホヤ、神戸出身、真依子さん

私「なぁなぁ、うちの関西弁めっちゃ上手いやろっ⁈
なぁなぁ、めっちゃ上手いやろー!♪」

真依子「……………」


高石 直美