覚悟を決めた。

皮肉なもんで。。。
「地球と爆弾」の上演を諦めました。

理由は、
あまりにも大がかりな演出プランだったから。
夏の上演に向けて電力や装置や世の風評などまだまだハードルが高そうな状況。
劇場空間での可能性を再考すべき地点なのだ。

だいたいこのご時世に
「地球と爆弾」なんていうタイトル不謹慎な!
というご意見も鑑みて。。。

本音は、違う。
芝居屋ならば、「的中!」と歓びほくそ笑むはず。
うすうすは感じていたが、私はどうやら芝居屋ではないらしい。

現実が演劇を超えたとき、
もうそれは上演に値しない。
そんな作品、創作意欲に欠ける。
時代を予知し先見の明で現代を語らなければ
言葉や肉体は無意味に等しい。

『どんな困難な状況にあっても、解決策は必ずある。
救いのない運命というものはない。
災難に合わせて、必ず一方の扉を開けて、救いの道を残している。』
「ドン・キホーテ」by セルバンテス

震災からちょうど1ヶ月。
必ず一方の扉を開いて救いの道を残してくれているはずが、
今回は100年先まで見えない。
私の体験した悪夢からもう16年が経つというのに。。。