熱海がしたいと言い出した

ちょうど一ヶ月。
Synchronize Theater Laboratory『半年がかりの芝居づくり』

今回のワークショップは、実践重視。

台詞(ことば)のメカニズム
身体のメカニズム
呼吸のメカニズム
から始まり
俳優にとって一番重要な楽器づくり
すなわち
「調息」と「股関節」による発声(だと私は信じている)
そして
「読み合わせ」の極意
「稽古スケジュール」作成のコツ
「予算組み」の全貌
などなど…
これに
上演を目指した作品づくり
ときているから
あれよこれよの4時間
こんなに時間の足りないワークショップも珍しい。

レパートリーはお好きなものをと促したら、
「熱海殺人事件」がしたいと言い出した。
侃々諤々、喧々囂々。

普段ならわたし、この手の大先輩の作品の部類、
手をつけない。
私もワークショップの一員かと
観念した。

お芝居は人生と同じ、一筋縄ではいかぬ。
苦辛し、反問し、傷心し、迷走し、激高し、感動する。
お芝居は人生の縮図である。
うまくやる必要はない。